【活字って知ってる?】「パソコン以前の不便な時代」を一声で呼び出せる便利な時代
Kindle paperwhiteは待ち受け画面に「本」にまつわる画像がランダムに出てきます。
「パパ、これ何?」
「これはタイプライターといってね、キーボードを打つとこれが紙に当たって・・・ていうか、モノを見た方が早いよな」
テレビをYouTubeに切り替えて「タイプライター」と言うと、
おー、百聞は一見にしかず。
「昔はパソコンじゃなくてこれだったの? 昔って江戸時代? 白亜紀?」
Kindleの待ち受け画面、今度は活字が出てきました。
「これは活字といってね、グーテンベルクという人が・・・いや、これも見てみよう」
これは懐かしい!
昔ながらの印刷屋さん。超貴重映像です。
白亜紀ほど昔ではありませんが、
母の実家が金木町で印刷屋をやっていまして、
この動画と同じ活字の棚がありました。
1990年頃にはオフセット印刷機に取って代わられちゃいましたけど。
タイプライターも活版印刷も
パソコンとプリンターの普及で絶滅危惧種になりました。
もう、残す理由も「ノスタルジー」以外に思い当たらない。
それを子どもたちに伝える手段が、Kindleの待ち受け画面とYouTubeの音声検索って。。。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.7.27 Vol.1064>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。