【働き方改革】ストレスゼロで超長生きするネズミを見ると、資本主義社会の構造的な欠陥に気づく件
なかなか興味深い記事です↓
「「逆ハーレム」をつくる珍しいネズミに、少子化解決の「ヒント」があった…!」
ハダカデバネズミが超長寿である仕組みの話なんですが、
私が興味を持ったのはこの動物の「真社会性」というやつです。
女王ネズミだけが子どもを産み、
他のネズミたちは護衛係、食料調達係、子育て係、布団係など「分業」することによって
仕事が効率化し、労働時間もストレスも減るため
普通のネズミの10倍も長生きできるとか。
いわゆる「働き方改革」ですね♪
・・・あれ?
人間の社会も「分業」しているのに
なんでこんなに忙しくてストレスフルなんだろう???
もしかして、実は分業できていないとか???
考えてみると、社内では開発、製造、販売、経理など分業しているように見えますが、
市場ではライバル会社も似たような商品を売っているわけで。
このレッドオーシャンの中で勝ち残ろうと思ったら、ノルマや長時間労働が必要になります。
つまり、似たようなものを売ってる時点で
社会全体としては分業になってない!
現代人はハダカデバネズミを見習った方がよさそうです。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。