Zoomのチャットウィンドウを画面共有する方法(で苦労した件)
オンラインの講義で「受講者のカメラオフ、チャットで応答」というスタイルのとき、
チャット画面そのものをスライドのように共有できたらいいですね。
「じゃあ次、◯◯さんの解答を見てみましょう!」
各自のチャット欄でも10人規模ならすぐ見つけられますが、
40人を越えるとみんなスクロールしながら「どこ?どこ?」という状態になります。
いま誰のコメントについて話しているのか、全員で同じチャット画面を見たい。
そこでいろいろ考えました。
1 Zoomのチャットウィンドウを画面共有する
→できません。画面共有の選択肢にチャットウィンドウは出てこないんです。カメラアプリmmhmmでもZoomのチャットウィンドウは共有できないので、これはZoomの仕様のようです。
2 Zoomのチャットウィンドウとミーティングウィンドウをマージ(合体)する
→これで画面共有できました。・・・が、この状態でチャット欄をスクロールすると、ときどき勝手にヒョコッと動いてしまうんですよ! しかも数人分ズレるどころか、2つ前のワークまで飛びやがる(イラッ)
3 デスクトップを丸ごと共有する
→これがベストでした。Zoomでデスクトップを共有してもチャットウィンドウが表示されない場合がありますが、mmhmmのデスクトップ共有なら大丈夫。
普通にデスクトップ共有するだけだとチャットの文字が小さすぎるので拡大するといいですね。
Zoomの「設定→アクセシビリティ→チャットディスプレイサイズ」を200%に。ZoomではこれがMAXです。
もっと大きくしたければ、配信側PCのディスプレイの解像度をいじりましょう。Macなら「システム環境設定→ディスプレイ→解像度→文字を拡大」でMAXにします。
21インチのiMacで上記の設定にすると、チャット欄に22行表示されるくらいの文字サイズになります。
これならタブレットやスマホの受講者でも見やすいはずです。
お試しください!

ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師のわかりやすさ」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、ロジカルシンキングを高校生向けにアレンジした参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』を出版。発売から6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計20万部を超えるヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に小論文の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。