例年だと、
センター試験翌日の月曜日に自己採点して各社の「リサーチ」に提出して、
木曜日に志望校の合格可能性などの結果が返ってきて、
「全国の国公立大学の中から受かりそうな大学を選ぶ」という流れだったりしますが、
今年は「最初から地元の大学」と決めている受験生も多いんじゃないでしょうか?
旧帝大がある都市は軒並み感染爆発中ですからね。
だったら地元の国公立大学の方が親御さんも安心かもしれません。
そうなると、
地元の大学と自分の共通テストの結果が「?」ということも。
ただですね、
小論文や総合問題の場合、予備校が出す「合格可能性」はほとんど当てになりません。
英数国と違って共通テストの成績と二次の予想得点が比例しないからです。
結構な量と難易度の資料や課題文が出されます。
しかも、出題意図の解釈が2つに割れるんですよ!
ハズレの解釈を選ぶと、その時点でアウトです。
英数国の優等生も半数が脱落するサバイバルゲーム(笑)
運良く(?)出題意図を正しく見抜けば、それだけで上位50%に残ります。
下剋上は夢じゃない!!
なので、リサーチで地元の大学が「二次で英数国だけど、E判定」みたいな場合は
「学部を変えて小論文・総合問題で逆転を狙う」というのは「十分あり」な戦略だと思いますよ。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.1.19 Vol.0875>
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小論文の論点整理・ディベート型

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。