リアルタイム授業の場合は、事前に入念な接続テストが必要です。
やってみると、
あれが使えない、これがブロックされている、それやると回線が落ちる・・・
いろんな制約に直面します。
最初の接続テストは問題のあぶり出しで、
代替案を考えてもう一度。
なので事前に最低2回、できれば3回は接続テストの日程を組んでおいた方がいいですね。
先日、県内5つの高校を同時に結んでみました。
私も「複数の会場を同時に」というのは初めてでしたが、
各校の先生方が頑張ってくださって、無事成功。
そのうち会場同士で教室全体の映し方などをシェアし始めて、いい連携ができていました。
でも、まだ問題は残っているんです。
元気のいい生徒が集まるので、
「みなさん、おはようございます!」
「おはようございまーーーーす!!!」
「おー、今日も元気いいねえ! 特にその辺、サッカー部?」
というコール&レスポンスを是非やりたい。
でも、会場の音を拾うとハウリングが起きるし、
StreamYardからYouTube Liveに配信すると10秒ほどタイムラグが発生するんです。
・・・これはグダグダになりそうで危険だ。
すると、参加校の先生から「StreamYardの画面をそのまま流したら?」というご意見をいただきました。
たしかに!(笑)
もともとカメラ参加できる学校が限られていたので
「主宰校だけStreamYardで中継して、他はYouTube Liveで視聴」という形を選んだんですが、
事情が変わって9校までカメラ参加できるとなると、
わざわざYouTubeで広く配信する必要もなくなります。
コロナ休校中、「StreamYard+YouTube Live」をずっと推していたため、
「両方使わなきゃいけない」みたいに思い込んでいました(汗)
でもこれも、接続テストをして
参加校すべて問題なく中継できることがわかったからこその展開です。
やっぱり事前の接続テストは大事なんです。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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