「温泉旅館の無断キャンセルで損害100万円」を防ぐのは中国の「信用スコア」?それとも京都の◯◯?
お正月に
5つの温泉旅館に10人の団体予約を入れて
無断キャンセルした輩がいて
被害総額100万円以上になるというニュースがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00050337-yom-soci
電話番号も住所も架空だったといいますから、ミスとかではなく悪質な犯行ですね。
かと思うと、こんなトラブルも。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200117-00069825-gendaibiz-bus_all&p=1
外国人宿泊客がホテル内の備品を持ち帰る、というか盗んでいくそうで(笑)
単純に考えると
予約の時点でクレジットカード限定にするなど身元がわかるようにして
何かやらかしたらブラックリストに載せて宿泊業界で共有すればいいようなものですが・・・・
これに関して中国が最先端の「社会実験」をしてくれているようです。
信用スコア、あるいは社会信用システムというものです。
「道徳心を採点される――中国で広がる「信用スコア」の内実」
https://news.yahoo.co.jp/feature/1477
この記事では市民の「良い行い/悪い行い」がスコアとしてカウントされることで
市民の「モラル」が劇的に向上した、というプラス面が描かれていますが、
こちらの記事では「誰が何をチェックするのか」によって
厄介な監視社会の到来に警鐘を鳴らしています↓
https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/
店や社会が個人の信用度を「数値化」しようとするから面倒くさいことになるわけで、
昔からの京都の「一見さんお断り」というのが
実は一番合理的だったのかもしれません。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2020.1.18 Vol.0508>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。