私が文章を添削するときは
相手が学生でもビジネスマンでもプロの著者でも
最初は
「出発点がズレてるので、もう一回」と
ほとんど添削せずに突き返すことが多いですね。
講義ではニコニコしているのに、こういうときだけドSです(笑)
意地悪じゃないんですよ!
表現とか部分部分の整合性のミスが増えるのは
そもそも「何を書くべきか」が定まっていないのが「原因」です。
答案に見られるミスは「結果としての現象」に過ぎないんですよ。
なので表面上のミスを一つ一つ直すよりも
「何を書くべきか」を書き手自身が整理する必要があるんです。
そのためにヒアリングしたりヒントを出したりという「対話」に時間と手間をかけます。
鈴木鋭智の「添削」は、ほぼ「コンサルティング」なんです。
ここをシビアにやっておくと、
2回目か3回目で「大化け」します。
ビジネスマンやプロの著者の場合は
企画書のコンセプトがガラリと変わってしまうこともよくあります。
突き返してよかった〜!って思う瞬間です。
私も人間なので
「せっかく書いてくれたんだから」と情けをかけて
全体に赤入れしたくなることもありますが、
これをやっちゃうと
「表現だけ直せばいいんだな」という間違ったメッセージになっちゃうんですね。
根本的な出発点のズレの指摘と
誤字脱字の指摘が同列になってしまうんです。
赤ペン入れるだけが添削じゃない。
あえて突き返して「何を書くべきか」を整理するのも添削のうちなんです。
そんな、鈴木鋭智の「添削&コンサル」を
この1月から新サービスとして開始します!
その名も『ビジネス文書「なんでも添削&コンサル」パック』
12月のセミナーで先行受付をしていたので
今期の募集枠は限られてしまうんですが。。。
詳しくは、こちら!
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2020.1.9 Vol.0499>
合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。