「まずは売れなきゃダメだろ」というアドバイスをする人に限って売れた経験がないんじゃないか仮説

作家でもミュージシャンでも料理人でも

クリエイティブな仕事をしている(したい)人に、

 

「やりたいことよりも、まずは売れることが大事だよ。

売れてから好きなことをすればいい」

 

とアドバイス(説教)する人がいます。

 

 

これ、ちょっと気をつけた方がいい。

 

 

なぜかというと、

この手のアドバイスは

「だから、やりたいことを捨てて大衆ウケを狙おう」

と続くからです。

 

これを真に受けて「慣れないこと」に手を出して

迷走する人、たくさんいます。

想定外の客層が集まってしまったり、ますます売れなくなったり。

 

 

そもそも、「まずは売れなきゃ始まらない」という人って

売れなくてお金に困っている前提で発想しています。

その時点で「勝ったことのない人」です。そんな人のアドバイス聞いても(笑)

 

 

正しいアドバイスは

「売れるために新しいことをしよう」ではなく

「得意なことを、売れる形にアレンジしよう」です。

 

見せ方を変える、ネーミングを変える、市場を変える、組み合わせを変える・・・

「得意な部分」を残したままで、変えられる部分というのは意外とたくさんあるものです。

 

 

 

爽やか系サウンドの代名詞、スピッツ。

 

でも彼らの昔のインタビューを読むと、

もともとはブラック・サバスとかのヘビメタが好きな人たちなんですよ。

 

 

なのに「ロビンソン」w

なのに「楓」ww

やってることが正反対です。

 

 

では、彼らは売れるために「やりたいこと」を曲げたのかというと、

そんなことないんです。

 

草野マサムネさんの声とか歌詞とか、バンドの演奏技術とか曲とかの良さがもともとあって、

それらを一番活かせる形を選んだら

ヘビメタではなくスピッツサウンドだったというだけなんです。

 

 

「捨てるべきもの」と「残すべきもの」。

 

 

これを正しく自己分析できていないと

「まず売れるために、不本意な仕事でも我慢しろ」とかいう無責任なアドバイスに

振り回されることになってしまいます。

 

<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.11.6 Vol.0435>




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