ある意味レベルの高い受講者との「アドリブ漫才」で、オンライン化が進む企業研修業界の潮流に抵抗している件
「となりのオフィスまでドッカンドッカン笑い声が響いていましたけど、
何やってたんですか?」
某社の社員研修やってました(笑)
お仕事の邪魔してすみません!
社内ではなく、かんき出版のセミナールームをお借りしていたんです。
てことは、編集者のみなさんの集中も妨げてましたか?(汗
私のしゃべりはいつもと同じなんですが、
受講者のボケのレベルが高すぎて、
やりとりしていると漫才になってしまうんですよ。
ただふざけてるわけじゃないんです。
予想外の答えが飛び出すと、
正解・不正解とは別に新しい視点がもたらされますから
周りの受講者にとっても有益なんです。
これがライブ講義の面白いところです。
最近は社内研修もオンライン化が進んでいて、
講師一人がカメラの前で収録し、空いている時間にスマホで受講する、という形も増えています。
2018年12月22日「最近の社員研修が「スタディサプリ」みたいになってきた件」
でもこれって、
「一方的な講義だったら、録画でもよくね?」と判断されているわけで、
ライブ講義の価値が理解されていないというか、
「座学=講師が一方的にしゃべるだけのつまらない時間」
という認識を広めた講師は誰だ?って話なわけです(笑)
研修のあと、主催者の方から
「とっても役に立つエンターテインメント」という言葉をいただきました。
研修終了後のフォローアップで「役に立つ」の方も証明されることを祈ります。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.10.19 Vol.0417>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。