「生産性の低い国ニッポン」の象徴だったベルマーク運動が、「小5の発明少年」という教育的成果?を挙げていた件
小学校ではいまだにベルマークを整理する当番があって、
近所のママさんが会社の有給をとって参加していました。
1点あたり1円のベルマークを切り貼りするために・・・
働いた分の給料を寄付した方がよくない???
生産性が低いといわれる日本社会を象徴するかのような活動です。
こういうのは親ではなく、生徒と先生にやらせたら
「生産性」というものを考えるいい教育機会になるんじゃないでしょうか?
と思っていたら、
すごい子が現れましたよ。
「ベルマーク型抜き装置」を発明して特許を取った小学5年生が!!
http://www.bellmark.or.jp/topics/supporter/30003416/
自宅でベルマークに手こずっていたお母さんを楽にしてあげたかったって、いい話じゃないですか。
このニュースをよく読むと気づく点があります。
このお母さん、弁理士なんですね。なるほど。
だから特許申請の手続きも見てもらえたというのもあるでしょうが、
それ以上に
「発明」とか「特許」というものが身近にある環境って大きかったんじゃないでしょうか?
親子の会話にもそんなワードが出てくるかもしれませんし、
意味不明な工作と大量のゴミにも寛容だったかもしれません。
ついつい親は
「散らかすな」とか「早くご飯食べなさい」とか「先に宿題やりなさい」とか言いたくなるものですが、
子どもが何かに夢中になっているときは
その種を潰さないようにしてあげたいものです。
そして子どものチャレンジを叶えるために
親の仕事や特技を活かすことができたら最高ですよね☆
ところでこのベルマーク型抜き装置、
商品化されたら全国のPTAに売れるんでしょうか?
この装置を買うために手作業でベルマークを集めるんでしょうか?
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