「世に出たいなら本を出すのが手っ取り早いよ」「えっ、ブログ書けって言ってたじゃん?!」
最近、何人か「面白いな」と思う人に会いまして。
それぞれ社会的に意義のある仕事をしていて、
それをもっと世に広めたいといいます。
で、私はどう思うかというと
「本を出しちゃえば早いのに」
出版不況といわれつつも、
やっぱり書籍のインパクトって、桁違いですから。
本そのものが何万部、じゃないんです。
本を出すと、テレビや雑誌から取材や出演依頼が来て
何百万人の目に届くんです。
「あれあれ? じゃあブログは?」って話になりますね(笑)
自分の名前で食っていきたければ、まずブログでアウトプットしろって
私自身がいつも言っています。
ちょっと話を整理しましょう。
ブログそのものが世を動かすツールじゃないんですよ。
出版社なりメディア関係の人なりが
この人に興味を持った
→どんな人だろう?信用できるかな?
→ブログでコンテンツを確認
→企画書を会議にかける
こういう順番です。
ブログは「興味を持ってくれた人」に安心材料を提供するツールなんです。
では、出版社やメディアの人に知ってもらう最初のきっかけはどう作るか?
面白いコンテンツであれば、検索で見つけてもらうケースもあります。
SNSでシェアされて届くということもあります。
でも、一番手っ取り早いのは
すでに出版している人、メディアに出ている人に紹介してもらうことですね。
知り合いの中にいなければ、
そんな人たちが開催するセミナーやオンラインサロンに申し込んで
お客さんになってしまうのが早いかもしれない。
そのまま講師と仲良くなってしまいましょう。
ただ黙って待っているだけでは、チャンスは来ないんです。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.5.12 Vol.0257より>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。