先日、ある業種の店舗で使う什器を専門に扱っている会社の方に会いました。
「じゃあ、たとえば私が店を出したいとか言ったら、お世話してもらえるんすか?」
「はい、もう喜んで。店舗に必要な設備は一通り揃えられます」
「じゃあ物件は?」
「それは・・・ご自分で探してください(苦笑)」
これ、
お店を出したい人向けに
物件探しも設備も、さらに起業の手続きや経理まで
「出店まるごとパック」なんてサービスにすれば
喜ぶ人は多いと思います。
だって、自分でビジネスを始めようと思っても、
不動産屋に通い、会計士や行政書士や社労士を探し、役所に行って許可を取り、看板作ってくれるデザイン会社を探し、HP作ってくれる会社を探し、求人広告を出し、
・・・気が遠くなります。
これを一つの窓口で全部やってもらえたら
楽だし、本来やりたい商売に専念できますよね。
更にフロント商品として
その業種に特化した
スモールビジネスセミナーなんかを開いたら、
「あら、私にもできそうね。お店やっちゃおうかしら?」
なんてノリで見込み客が増えるかもしれません。
「うちは卸売業で、コンサル会社じゃないんですけど」
「モノ」を売ってきた会社が「情報」を売っちゃいかんという決まりはありません。
何十年も「モノ」を扱っていれば、いろんな「情報」が溜まっているはずです。
売れる店と潰れる店の違い、とか。
税理士の△△先生はこの業態に詳しい、とか。
社内のあちこちに死蔵されている「情報」を
集めて体系化すれば
高価格の商品になるはずです。
「うちはモノを売る会社だから、コンサル業はやらない」
なんて思い込みから自由になりましょう。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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