YouTube予備校に出演してみて、
気づいたことがあります。
なんか、「軽い」んです。
代ゼミにいた頃のような一生懸命な感じではなく、
めっちゃ余裕で話しているというか、自信満々というか(笑)
なぜだろうと思って考えてみたら、
10年前は自分のメソッドに「自信」はあったものの、
裏付けがなかったんですね。
「受験では通用する。でも社会的には本当に通用するのか?」みたいな不安があって。
実は「小論文の模範解答」にはいくつかのレベルがあります。
1 教室で通用するレベル(生徒は騙せるが、受からない)
2 受験で通用するレベル(倍率が高くなければ受かる)
3 社会で許容されるレベル(間違った提案はしていない)
4 社会の役に立つレベル(新しく実効性のある提案)
予備校の中にいると、「2 受験で通用するかどうか」はわかるのですが、
3と4の「社会で通用するかどうか」は自信が持てないんですね。
そこで、2012年からCSS公務員セミナーに登壇してみました(代ゼミを辞める前です)。
大学入試よりも、リアルな社会問題が出題されるので。
すると、
代ゼミ時代のメソッドがそのまま通用したんです。
さらに2014年からビジネスセミナー、企業研修でも試してみました。
すると、
実際のビジネスの現場での困りごとを解決することができたんです。
それにいろんな企業様やセミナーにリピートで呼んでいただいて、
思った以上に需要のあるメソッドでした。
なんだ、やっぱり社会で通用するじゃないか(ホッ♪)
・・・という、
数年がかりの裏付けがあるので、
いまなら予備校業界の誰にイチャモンつけられても、負けないと思います。
教えていることはほとんど変わっていないのに、
1つ上のステージにいるかのように
余裕で話せてしまう。
これが「裏付けの力」なのかもしれません。
コンテンツに自信をつけたかったら、
外の世界にアウトプットしてみることをお勧めします。

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。