家内とデパートに出かけました。
卒園式と入学式に着るものを新調しようということで。
家内が服を選んで、試着しようとするわけですが、
ガタッ、ガタッ
「あ、押すんだった」
なんともベタなボケをかますんですよ(笑)
「うーん、もうちょっとシックなのないですかね?」
とかいって店員さんにもう一着持ってきてもらい、
再び試着室へ。
ガタッ、ガタッ
「あ、押すんだった」
えっ、2回目?!
あんまり試着室でこんなミスする人っていないと思うんですが、
店員さんも
「なんででしょうねえ? お客様みんな間違えるんですよぉ」
実はこの試着室、こうなっていました。
わかりにくいですね。
扉の取っ手に注目してください。
そうです。
握るタイプだったんです。
人はこの取っ手を見ると、
握って、引こうとしてしまうんですよね。無意識に。
「アフォーダンス」というやつです。
形状が「こう使え」という指示を出しているんです。
むしろ、
取っ手をなくしてしまった方がいいかもしれませんね。

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。