昨日は都内某所でゲストとして講演してきました。
自分のキャリアシフトや出版戦略について、
このブログでは断片的に書いてきましたが、
人前で全体を話したのは初めてです。
そうです。
「自分」がテーマの講演って初めてでした。
いつもは「ロジカルなんとか系」がテーマですからね。
そのあとは、メイン講師とトークセッション。
その方、話を引き出すのが上手なんですよ。黒柳徹子かというくらい。
おかげで
人にはあまり話したことのない、
感情的なコアの部分をうっかり話してしまいました。
私、インテリが嫌いなんです。
子どもにも「宿題やるようなつまらない人間になるな」と言って家内に怒られているくらいで、
ガリ勉くんがきらい・・・違うな。
正確にいうと、
偏差値高いからって偉そうな奴が大嫌い。
難しい言葉を並べて煙に巻く奴が大嫌い。
教養を鼻にかけて無知な人を見下す奴が大嫌い。
あー、そうだった。
大学に入ったときの違和感もこれだった。
予備校の講師室での違和感もこれだった。
書店の棚を見渡しているときの違和感もこれだった。
『小論文のオキテ55』も『ミニマル思考』も、そういう観点で見たら「反インテリ」の本でした。
たぶん、
既存の教養の側にいて、
それを知らない人を見下す階級意識みたいなものに
反発しているんだと思います。
既存の知識とか常識とかを疑って覆す人が大好きですから。
尊敬する人=一休宗純 です。
これが、自分の創作のエネルギーだったんだ!(かなり負のパワーですが・笑)
これからのコンテンツ作りの方向性が見えてきましたよ。
自分のことを伝えに行ったはずの講演で
自分でも忘れかけていた感情のコアを再認識させてもらいました。
上手な人との対談って、価値ありますね☆
シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。