新幹線で騒ぐ子どもは、黙らせるより笑わせよう
帰省シーズンです。
飛行機や新幹線の中で
子どもたちが騒ぐ声にイライラ、カリカリする
度量の狭い大人たちが目立ち始める季節です(笑)
こんなとき、
「厳しく言い聞かせろや」とか
「ちゃんとしつけしろ」という人を見ると
ああ、この人は会社でも
マネジメント能力ないんだろうな
問題解決能力ないんだろうな
と思ってしまいます。
子どもの機嫌が悪いなら、笑わせればいいんです。
「ポヨヨヨ〜ン♪」だけでも笑いますから。
「コチョコチョの刑」もいいですね。
ただ、
電車のロングシート(ベンチ式)やボックスシート(4人がけ対面式)であれば
ぐずってる子どもに他人が「ばぁ〜」とかやってあやすこともできますが、
飛行機と新幹線は全席前を向いているので、
背もたれに隠れて子どもの姿が見えないんですよね。
姿が見えず声だけ聞こえるというのも
イライラを増幅する一因かもしれません。
子どもだって、
壁(背もたれ)に区切られて周りが見えない閉鎖的な空間で
上から親に「静かにしなさいっ!」とか睨まれたら
暴れたくもなりますよ。
「幼児優先の座敷車両」なんてあったら
ちょっと高くてもニーズはあると思います。
ただでさえ、いまの幼稚園児(男子)は
シンカリオンの影響で「飛行機よりは新幹線」ですから。

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。