要領の悪すぎる営業マンなのか、それとも・・・?
午前10時頃、マンションの玄関のインターホンのところに
何かの営業の方がいました。
午後3時、帰ってきたら、
その営業の方、まだやってるんです。
(オートロックのマンションで飛び込み営業って、大変だなあ・・・)
そして午後3時半、うちのインターホンが鳴りました。
「◯◯社の給湯器をお使いではありませんか?
◯◯社の製品をお使いのお客様に、新型への交換をおすすめに上がりました」
これを朝からマンション全世帯にやってたの?!
そもそも、どの世帯が〇〇社の給湯器を設置しているかは
〇〇社が把握していそうなものです。
それよりマンションの管理会社に営業をかけたら
〇〇社の給湯器がある部屋がわかるかもしれないし、
他社の給湯器を使っている世帯に乗り換えてもらえるかもしれません。
オートロックのマンションで一軒一軒ピンポンしてる場合じゃない(笑)
この会社(代理店?)、営業方針間違ってるなあ。
若い社員の時間とエネルギーを無駄遣いしてるなあ。
なんて考えたところで、
ふと思いました。
仮に、
「◯◯社の給湯器の交換をすすめる飛び込み営業」と見せかけて、
このマンションの住民の別な情報(家族構成その他)を集めているとしたら、
逆に賢いなあ(笑)
人のビジネスモデルって、傍目からはわからないことが多いものです。
彼は「愚直な給湯器売り」なんでしょうか?
それとも「クレバーな情報ハンター」なんでしょうか?

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。