頼まれもしないのにアウトプットを始める人にチャンスが落ちてくる
もしユーチューバーになりたければ、
まずは動画をアップしてみることです。
同じように
もしあなたが本を出版したいなら、
先に本1冊分の原稿を書いてしまいましょう。
「えー、まだ企画も通ってないのに?」
いいえ、逆なんです。
1冊書ける人かどうかわからないから、企画会議で落とされるんです。
出版未経験であっても、
8万〜10万字の原稿をすでに書いていれば、
「この人は本を書く力量がある」と認められ、
内容が多少いまいちでも
「旬なテーマに寄せて原稿を一部書き直してもらおうか」と話が進むんです。
あるいは
「これだけ書ける人なら、こっちのテーマで書いてもらおうか」なんて話にもなります。
運がよければ
「今月◯◯先生の原稿が間に合わないから、代わりの原稿ないかーっ???」
と、急にチャンスが降ってくることも実際あります。
分量にして、8万〜10万字。
(私の『小論文のオキテ55』シリーズはイラストが多いので6万字です)
「万」の単位になると想像つかないですか?(笑)
このブログは毎回平均800字です。
9月からほぼ毎日書いているので
現在約8万8千字になりました。
「本1冊書く」なんてプレッシャーは感じないうちに
書けてしまう字数なんですよ。
1冊分書いてみると、
自分に足りないところとか、ムダにこだわっていた部分とかが見えてきて、
コンテンツを磨くことができます。
コンテンツを磨けば、本業での成果がアップします。
「実績作ってから」とか
「コンテンツ磨いてから」じゃないんです。
先に1冊書けば、コンテンツも実績もついてくるんです。
オファーを待っていては何も始まらないんです。

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。