近所のホームセンターで地球儀を買ってみたところ、
クルクル遊び始めた子どもたちが、突然
「さいたま見っけ!」
え?
さいたま?
ホントだ!
「さいたま」だけ平仮名で書いてある!
地球儀の中で唯一わかる場所、初めて見つけた場所が、
自分たちの住む「さいたま」。
さいたまが地球の中心なんですよ。彼らにとっては。
東京都民が抱く「日本の中心」感とは次元が違います(笑)
TBSのアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」は、さいたまが話の中心。
秘密基地の「超進化研究所」はさいたま市大宮区の鉄道博物館の地下という設定です。
アニメに出てくる風景の多くは、うちのベランダから見えるのとまったく同じです。
これから地球存亡の危機に関わってきますよ、この街が。
こういう環境で育った子どもって
どんな世界観を持つんでしょうね???
なぜそんなところに興味を持つのかというと、
青森で生まれ育った私は
「辺境マインド」がいまだに抜けないからなんです。
東京が遠いというか、メジャーなものが遠いというか。
一番すごいもの、一番新しいもの、一番人気のものには
「自分とは違うから」と距離を置いてしまうんですね。
都心で講演するようになっても抜けない、
この自己肯定感の低さ(笑)
そんなわけで、
物心ついたときには自分の街が「地球の中心」という
うちの子たちが
どんな世界観や自己肯定感を持つのか、
親として興味津々です。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
→プロフィールの続きを読む