近所のホームセンターで地球儀を買ってみたところ、

クルクル遊び始めた子どもたちが、突然

 

 

「さいたま見っけ!」

 

 

え?

 

 

さいたま?

 

 

ホントだ!

 

「さいたま」だけ平仮名で書いてある!

 

 

地球儀の中で唯一わかる場所、初めて見つけた場所が、

自分たちの住む「さいたま」。

 

 

さいたまが地球の中心なんですよ。彼らにとっては。

 

 

東京都民が抱く「日本の中心」感とは次元が違います(笑)

 

 

 

TBSのアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」は、さいたまが話の中心。

秘密基地の「超進化研究所」はさいたま市大宮区の鉄道博物館の地下という設定です。

 

 

アニメに出てくる風景の多くは、うちのベランダから見えるのとまったく同じです。

これから地球存亡の危機に関わってきますよ、この街が。

 

 

こういう環境で育った子どもって

 

どんな世界観を持つんでしょうね???

 

 

なぜそんなところに興味を持つのかというと、

 

 

青森で生まれ育った私は

「辺境マインド」がいまだに抜けないからなんです。

 

東京が遠いというか、メジャーなものが遠いというか。

一番すごいもの、一番新しいもの、一番人気のものには

「自分とは違うから」と距離を置いてしまうんですね。

 

 

都心で講演するようになっても抜けない、

この自己肯定感の低さ(笑)

 

 

そんなわけで、

物心ついたときには自分の街が「地球の中心」という

うちの子たちが

どんな世界観や自己肯定感を持つのか、

親として興味津々です。

 

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