私、「鈴木鋭智(すずきえいち)」という名前がずっと嫌いでした。
まず「鋭智」を一発で読んでもらえることが滅多にないし、
(市役所の窓口で「えいともさーん」と呼ばれました。フリガナ書いてあるのに)
「えいいち」とか「えいじ」とよく間違えられるし、
子どもの頃は「エッチ」とバカにされるし、
(全国に数人いる「えいち」さんあるあるです)
しかも「鈴木」って、また平凡な名字。。。
(これは母もよく愚痴っていました)
一方、
代々木ゼミナールには「西谷昇二」先生という超スター講師がいて、
ご本人もカッコイイうえに、名前もスターっぽい(笑)
芸名(予備校ネーム)でもつければよかったんですよね。
それに気づいた頃にはすでに数年間キャリアを積んでいて、
いまさらリセットするのも気が引けたんです。
そんなあるとき、ふと考えました。
たとえば「グッチ」。
私の友人で「グッチさん」と呼ばれている整体師がいるんですが、それは「グッチ裕三」に似ていたからで、
決して本人がゴージャス&エレガントだからではないと思う(笑)
たとえば「フェラガモ」。
青森では放送禁止用語です!!
イタリア人の「フェラガモ君」が青森の小学校に転校してきたら、初日から悲惨な目に遭うことは間違いない。
先入観なしに名前だけ聞いたら、別にカッコイイ名前ではない。
にもかかわらず、
「グッチ」も「フェラガモ」も、誰もが憧れる一流ブランド。
なぜか。
その製品が一流だから。
名前を聞くと「あの素敵なバッグね、パンプスね」と連想するわけです。
そこで、開き直りました。
「この際、『鈴木鋭智』を『グッチ』や『フェラガモ』にしてしまおう!
何かを成し遂げて、『さすが鈴木鋭智』と言ってもらえるようにしよう!」
いまでいう、「自分ブランド」を強く意識した瞬間でした。
まだまだ、道半ばですけどね。まだまだ(苦笑)
それでも「『小論文のオキテ55』著者の鈴木鋭智です」と名乗って結構通用するようになったのは、
代ゼミを辞めた後、本当に本当に助かりました。
私の場合は「変な名前のコンプレックス」が動機でしたが、
それぞれの人生で、それぞれのキャリアで
「自分ブランド」は強力なサバイバル術になり得ます。
と、ここでお知らせです。
私の友人でもあり、
元駿台予備校の超人気講師で
ビジネス書『東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる』が大ヒット中の
コンピテンシー・ブランドプロデューサー犬塚壮志さんが
自身のブランディングノウハウを初公開します!!
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この人です。
組織や会社の看板に頼らず、自分のブランドで食っていきたいという
士業、起業家、フリーランス、そしてビジネスパーソンのみなさんは
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詳しくは、こちらをご覧ください。
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合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。