予備校から独立して、初めて覚えた言葉があります。
「失注」。
雇われ講師だと「確定した仕事」だけが回ってきますが、
独立すると、まずは「お問い合わせ」なんですね。
お問い合わせ→企画書出してください→実はコンペなんです→受注 or 失注
と、お金になるかどうか最後までわかりません。
最初のうちはそこがわかっていなくて、
「ウホッ♪そんなにもらえるの?ハワイ行けるじゃん!」とか皮算用してしまって、
あとでガッカリ。。。。なんてこともありました(恥)
そうか、事業やってる人たちはみんなこの不安定さと戦っていたのか!
とはいっても、私自身はせいぜい何十万円とかのレベル。
クライアントの受講者は何億円の案件でコンペに挑んでいます。
私だったらストレスで発狂しますよ。
そんな世間知らずの私も、最近ようやく学びました。
1つ逃しても、次が来る。
年度末に帳尻が合っていればいいわけで、
途中の1件1件で一喜一憂してちゃいけないんですね。
常に心をフラットにして、次のご縁に備えておきたいと思います。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。