予備校から独立して、初めて覚えた言葉があります。
「失注」。
雇われ講師だと「確定した仕事」だけが回ってきますが、
独立すると、まずは「お問い合わせ」なんですね。
お問い合わせ→企画書出してください→実はコンペなんです→受注 or 失注
と、お金になるかどうか最後までわかりません。
最初のうちはそこがわかっていなくて、
「ウホッ♪そんなにもらえるの?ハワイ行けるじゃん!」とか皮算用してしまって、
あとでガッカリ。。。。なんてこともありました(恥)
そうか、事業やってる人たちはみんなこの不安定さと戦っていたのか!
とはいっても、私自身はせいぜい何十万円とかのレベル。
クライアントの受講者は何億円の案件でコンペに挑んでいます。
私だったらストレスで発狂しますよ。
そんな世間知らずの私も、最近ようやく学びました。
1つ逃しても、次が来る。
年度末に帳尻が合っていればいいわけで、
途中の1件1件で一喜一憂してちゃいけないんですね。
常に心をフラットにして、次のご縁に備えておきたいと思います。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.3.22 Vol.0937>

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。