おかげさまで
久しぶりにAmazonカテゴリ1位に返り咲いています!
2012年の発売から7年。
息の長い応援、本当にありがとうございます!!
実はこの本、
私の著書の中で
書くのが一番ラクだった本なんです(笑)
この前年に『小論文のオキテ55』を出していて、
AO推薦対策の個別指導を受けに来た子には
『小論文のオキテ55』をタダでプレゼントしていました。
「小論文は家でこれ読んでね。書いてきたら見てあげる。
で、教室にいる間は面接の練習をしよう」
これが、めっちゃ効率的でした(笑)
他の先生たちの2倍、面接に時間をかけられたので。
時間をかけた分、生徒を観察していて気づくことが増えたんです。
入室のときの足音で既にアウトな子がいたり、
ラ行が正しく言えない子のごまかし方を一緒に考えたり。
それを1冊にまとめただけなんです。
執筆に要した時間も、体力も
『小論文のオキテ55』の半分でした。
記憶に残っているイメージでいうと、
「呼吸するようにできちゃった本」(笑)
逆に、
ものすごく苦労した割にはあまり売れなかったのが
最初の構想から5年もかかったんですけどね!
最後はホテルに缶詰になって書いたんですけどね!
読んで下さった方には絶賛されたんですけどね!
書くときの苦労と、本の売れ行きは
まったく比例しないんです。
さあ書くぞ!とか言って
机に向かってからが執筆じゃないんですね。
普段の仕事や日常のあちこちからネタを吸収しておいて、
フッと息を吐くようにできあがる、
次の本もそんな感じでいきたいと思います。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.5.24 Vol.0269より>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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