きのうの話の続きです。
2019年1月22日「デジタルで編集・加工しても、アナログな一発撮りにはかなわない」
先週、某大手企業様のEラーニングのために
一日がかりで動画を撮影。
でも、出来に満足できなかったので、
日曜日、また一日かけて自分一人で再撮影。
そして昨日はCSS公務員セミナーの講義。
通信講座のために、通常の講義を録画しているのですが、
開始30分後・・・
マイクのスイッチを入れ忘れてた!!
講義が終わってみんなが帰ってから、
無人の教室で30分撮り直しました(笑)
なんか、ここ一週間撮影ばかりしているような気がします。
でも、何度も撮って自分で見直してみると気づくんですよね。
話し方の癖とか
動きの癖とか
シナリオの整っていない部分とか。
やっぱり
自分のしゃべりを動画でチェックするって、大事です。
自分では上手くなったつもりでも、まだまだです。
今回、もう一つ発見しました。
正面を向いて話すとき、
カメラのレンズをビシッと見ているときと
視線が少しでもズレているときでは
伝わり方が大きく変わるんです。
うっかりビデオカメラの液晶画面をこちらに向けていたんですよ。
立ち位置を確認したくて。
すると、ついついレンズではなく液晶画面を見てしまうんですよね。
3センチずれるだけですが、
動画を見たときの「引き込まれ力」が半減するんです。
そういえば、
元NHKアナウンサーの矢野香さんに
テレビ出演のトレーニングを受けたとき、
こんなことを言われました。
「プロのアナウンサーは、カメラのレンズの奥5センチを見る」
当時は意味わかりませんでしたが(笑)、
自分で撮ってみてやっと理解できました。
存在感、親近感、説得力を増したければ、
レンズをしっかり見続ける。
いいこと気づいたなあ〜。
ここに気づいて、一日撮り直した動画を見ると、
またぜんぶ撮り直したくなっちゃうんだよなあ〜。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
→プロフィールの続きを読む