子どもにポジティブな仕事観・世界観を持たせたい、脳天気なパパの試み
「お父さんがお仕事に行かないと、
あなたたちがご飯食べられないでしょ?
働かないと、おもちゃも買えないのよ!」
なんて言い方、絶対にしないでおこうと思っています。
仕事というものを、
「お金のため、生活のために仕方ないもの」
みたいに思ってほしくないので。
うちではこうです。
「パパのおはなし聞きたい人がいっぱい待ってるんだよ。
ほらパパ、スターだからさ☆
あ、今日は東京だから、お土産何がいい?」
で、ちょっと大きな仕事を終えた日の夕食には
家内にエールビール「インドの青鬼」を注いでもらいつつ、
「ふう、今日も俺、天才だったわー♪」
なんて自分で言って、脳天気なパパを演じています。
子どもたちの目にどう映っているかはわかりませんが、
「大人って、外に行って何か面白いことやってるらしいぞ」と
世界に対する期待をもたせておきたいんです。
一方で、
現実的にお金を稼ぐというのは
お手伝いするとバイト代(10円とか)をもらえる
という制度で体験させています。
「月いくら」のお小遣い制って個人的に好きじゃないんです。
1か月辛抱すれば権利として一定額をもらえる、ではなく
稼ぎは自分で作り出す
というマインドを持たせておきたいんです。
子どもたちは
クイックルワイパーでその辺を拭くたびに
財布に10円玉が貯まっていく重さが嬉しいようで、
「パパの財布より重いよ! ボクお金持ち」

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。