◆【講演メニュー】ミニマル思考 〜世界一単純な問題解決のルール〜
「ロジカルシンキングを学んだものの、自分では使えない」
「ぶっちゃけ、ロジックツリーは面倒くさい」
「MECEできない自分は、ダメな社会人ですか?」
こんな、ロジカルシンキングに挫けた人のための「最小限の思考による問題解決メソッド」です。
ロジカルシンキングの基本は「すべての要素を漏れなくダブりなく列挙する」ですが、これが初心者を悩ませます。
なぜなら「これで全部かどうか、他にはないのか」の判断ができないから。数学でも「これ以外にはない」ことを証明するのは難しいものです。
実は、合理的な思考を妨げているのは「すべての要素を挙げられない」ことではなく「余計な考えにとらわれている」こと。
わたしたち凡人の頭の中は「どうでもいいこと」「考えても仕方のないこと」でいっぱいです。これらの思考のノイズに引っ張られて「本当に考えるべきこと」すなわち「問題の本質」が見えなくなっているのです。
ビジネスで誤った判断をしてしまうのも、個人的な悩みでドツボにはまってしまうのも原因はこのような思考の癖。この癖を直さない限り、いくらフレームワークを学んでも同じ間違いがくり返されます。
最小限のルールによって「考えなくてもいいこと」をすべて削ぎ落とし、考えることを最小限に絞るのがミニマルシンキング。いわば思考の断捨離です。ロジカルシンキングとは対極にある思考法といえるでしょう。
プログラム(3時間セミナーの場合)
1 ミニマル思考とは何か?
・ビジュアル比較 問題解決の成功例と失敗例
・ロジカルシンキングできない人に欠けているもの
・問題は「論理」以前に「脳の癖」
2 世界一単純な問題解決のルール
・「考えるべき問題/考えなくていいこと」を区別する
・原因分析でドツボにはまる人の思考回路
・◯◯をやめると解決策のアイデアが生まれる
3 わからず屋にも三分の理
・他人は「違う構図」で世界を見ている
・対立軸の「次元」を変える思考法
・実践ワーク:身の回りの問題を解決してみよう