2023年3月24日 / 最終更新日時 : 2023年3月24日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング パラグラフ・ライティングを学校では学べない理由 パラグラフ・ライティングとは? パラグラフ・ライティングとは、ある程度まとまった文書を書くときのスタイルの一つです。 パラグラフとは段落のこと。段落ごとに内容がまとまっていて、各段落の最初の一文を読めばその段落のおおよそ […]
2023年3月11日 / 最終更新日時 : 2023年3月12日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 「なぜなら〜」が不自然? PREPが成り立たないケース ロジカルライティングで必ず教わるPREP(Point, Reason, Example, Point)。 報連相やビジネス文書では「説明の基本形」とされているんですが・・・ という声も多いんですね。 今日はそんなモヤモヤ […]
2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 「官僚のレトリック」2010年の本を2022年に読むタイムマシン的面白さ 『官僚のレトリック』原英史 新潮社 出版は2010年ですが・・・ 2022年のいま読むと3倍面白い本です。 内容は、 公務員制度改革をめぐる政府と霞が関の攻防。 第一次安倍内閣(2006-20 […]
2022年2月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【神学論争に終止符?】「結論は最初か最後か」に結論が出ない理由 質問「結論を最初に書けって先生に言われたんですが、 メリット/デメリット/結論の順に書いたら減点されますか?」 いつもなら「結論は最後でいいよ」と即答するところですが、 ふと考えました。 先生が言っている「 […]
2022年2月8日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【ブーメランを投げ返せ】「おまえは論理的じゃない!」「あなたこそ定義があいまいだ!」 「上司に『論理的じゃない』とよく叱られるんですぅ・・・」 よくいただくご相談です。 でも、これにアドバイスするのって難しいんですよ。 「論理的じゃない」というのが何を指すのかが、人によってバラバラなので。 […]
2022年1月21日 / 最終更新日時 : 2022年9月24日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ビジネススキル 【頭痛が痛い】「ご紹介した製品について、ご紹介させてください」に潜む現場と上司の認識ギャップ 「本日ご紹介した製品について、改めてご紹介させていただきたく存じます」 本日紹介したのは・・・何だったの? 「意味はわかるけどイケてない文」に見られる原因で一番多いのが 言葉のダブリです。 「頭痛が痛い」「 […]
2022年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【大谷選手で再注目】マンダラチャートを活用するコツは◯◯と△△の区別にある件 大谷翔平選手の活躍で再び注目されているツールが、マンダラチャート。 3×3の9マスがさらに3×3の9セット並んでいる、アレです。 高校時代の大谷選手は 中央に「ドラ1 8球団」という大目標を書き、 その周囲 […]
2021年11月16日 / 最終更新日時 : 2022年10月3日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【PREPの応用】1000字の答案を埋めるコツはReasonとExampleの並べ方 以前、PREP法をご紹介しました。 Point 最初に要点 Reason 次にその理由 Example そして具体例 Point 最後に要点をもう一度 文章全体の構成ではなく、一つひとつの段落の中身をこの順番で書くという […]
2021年11月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【PREPに体言止めはNG】仕事のメモは過去形と現在形を区別して書こう 向上「させた」の? 「させたい」の? 「今月の目標」という項目に 「成約率を向上」と書いたら、「向上させたい」という希望であることはわかります。 でも「先月の振り返り」という項目で 「成約率を向上」と書くと […]
2021年10月14日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【駿台テキスト炎上】予備校は右も左も相対化できる子を育てる場所じゃない? 駿台予備学校の日本史のテキストが炎上したそうです↓ 「駿台、テキストの竹島・南京記述を一部削除 「批判ツイート多く」(2021年9月13日 朝日新聞デジタル)」 「日本史記述削除、駿台撤回へ 竹島・南京めぐり 講師と合意 […]
2021年10月1日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【クリエイターあるある】突然、全面書き直しを迫られる・・・それは◯◯のサインかもしれない件 朝日小学生新聞の連載で、初めて入稿後に書き直しをしました。 担当編集者いわく「文中に出てくる作品名が、大人の事情でNG」と。 この部分を他の例に差し替えてほしいという要望でした。 でも、実は私も書き直しをし […]
2021年9月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月9日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【いきなり◯◯】不要な前置きをを書く「癖」をやめてみると、エッジの立った文章になる件 文章を書くときの「癖」って、ありますね。 私が添削をしていてよく目にするのは、「前置きを書いてしまう癖」です。 本題はエッジの立った内容なのに、そのまえに 「◯◯というと、みなさんは何を思い浮かべますか?」 […]
2021年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) セルフブランディング 【中途採用の論文試験】「仕事の優先順位」というテーマで「第2領域」とか語ってはいけない件 秋になると、公務員試験は経験者枠とか就職氷河期世代枠など中途採用の試験が始まります。 「◯◯について、あなたの職務経験を踏まえて論じなさい」 という形が多いですね。 でもこの「◯◯について」の部分と「職務経 […]
2021年8月13日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【夏休みの宿題】小学生のうちから「立派な作文」を書かせようと頑張ってはいけない件 夏休みの宿題として、子どもに作文を書かせなきゃいけないという方も多いと思います。 (書かせなきゃいけないって、宿題出されてるのは子どもなの?親なの?) 小学校の作文と高校の小論文はまったく違うことに注意しま […]
2021年6月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【結論から話せ】「PREP法」は小論文の段落構成として使えるのか? 「PREP(プレップ)」。 ロジカルシンキング、ロジカルライティングでよく聞く割に、 「結局よくわからない」という人も多いですよね。 でも大丈夫! この記事を読めば、「PREPって何?」という超基本から実際 […]
2021年5月21日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【文体比較】元の原稿と小学生新聞に載った完成版が「劇的ビフォー・アフター」だった件 朝日小学生新聞の連載「楽しく発表 プレゼンハッピー」がLINE NEWSに掲載されました。 プレゼンのコツ☆原稿の内容は短い文が基本(朝日こども新聞) 小学生新聞の編集部はすごいですね。 子ども向けの文体に […]
2021年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【だから私でも教えられる・笑】スライドが伝わるかどうかは、図をどう作るか以前に◯◯で決まっている件 ビジネスマンのみなさんに パワポのスライド作りを指導しました。 自分の業務をSmartArtで説明し、成果をグラフで表すというやつです。 私もこの辺に関しては素人なんですが(笑) 「ザ・にわか仕込み」です。 […]
2020年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ビジネススキル 【セミナー中の質疑応答】グダグダな質問で時間泥棒にならないために、話し方のフォーマットを身につけておきたい件 セミナーを受講したとき、 「では最後に質問ありませんか?」という時間になると、緊張します。 質問をコンパクトに話すって、意外と難しいんですよ。 講義で理解したことというのは一般論 […]
2020年10月15日 / 最終更新日時 : 2022年6月5日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング 【1本でもニンジン、2行でも論文】小論文が「小」なのは、短いからではなく「○○」しか書いていないからである件 小論文はなぜ「小」なのか? 字数が少ないから? 大学入試の小論文は600字〜1200字くらいが多いですね。 ときどき2000字なんてところもあります。 学者が書いた論文の中でも短いことで有名な […]
2020年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 鈴木鋭智(Eichi Suzuki) ロジカルライティング キャリアアップのための文章では、言葉遣いや段落構成よりも「視点」が決め手になる件 大学入試、公務員試験、就職活動に 社内の昇進試験、契約社員から正社員への登用試験などの論文試験。 全部ひっくるめて「キャリアアップのための文章」と呼びましょう。 ここで大事なのは「書き方」より […]