自分でもときどき「怖いわ~」と思うことがありまして。
先生とか面接官とかリーダーとか
人の能力や姿勢を見る立場の方って、
「人を伸ばすプロ」になっていく人と
「人を査定するプロ」になっていく人に分かれます。
査定といっても、
これができてないからマイナス5点、
これ失敗したからマイナス10点のような
減点主義的なやつ。
「こうあらねばならない」からちょっとでも外れていると
鋭い眼がキラーン!と光って見逃さない。
ま、これはこれで
教育とか組織とかにおいては必要なことかもしれませんが、
どこかに遊び心がないと、
人の能力って伸びないんですよね。スパークしない。
ところが、
人を評価する立場、
人に命令する立場、
人を裁く立場になると、
うっかり「間違い探しモード」の方が発動し、
飲み込まれてしまうんですよね。
しかも、
役職を離れても染み付いてしまう。
店に入れば店員の不手際が許せず、
外を歩けば通行人のマナーに目くじらを立て、
家に帰れば家族の嘘を問い詰め、
テレビを見ればBPOに通報したくなる。
怖い、怖い。
自分でも気をつけます。
ぶっちゃけ、ときどきあるので(汗)
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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