自分でもときどき「怖いわ~」と思うことがありまして。
先生とか面接官とかリーダーとか
人の能力や姿勢を見る立場の方って、
「人を伸ばすプロ」になっていく人と
「人を査定するプロ」になっていく人に分かれます。
査定といっても、
これができてないからマイナス5点、
これ失敗したからマイナス10点のような
減点主義的なやつ。
「こうあらねばならない」からちょっとでも外れていると
鋭い眼がキラーン!と光って見逃さない。
ま、これはこれで
教育とか組織とかにおいては必要なことかもしれませんが、
どこかに遊び心がないと、
人の能力って伸びないんですよね。スパークしない。
ところが、
人を評価する立場、
人に命令する立場、
人を裁く立場になると、
うっかり「間違い探しモード」の方が発動し、
飲み込まれてしまうんですよね。
しかも、
役職を離れても染み付いてしまう。
店に入れば店員の不手際が許せず、
外を歩けば通行人のマナーに目くじらを立て、
家に帰れば家族の嘘を問い詰め、
テレビを見ればBPOに通報したくなる。
怖い、怖い。
自分でも気をつけます。
ぶっちゃけ、ときどきあるので(汗)

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。