「面接だと聞いていたのに、なぜか司会やらされました」

「ディスカッションって書いてあったのに、実際はディベートでした」

「しゅ、集団面接って、相手を論破しなきゃいけないんですか?!」

 

集団面接と集団討論がごっちゃになっている人、結構います。

ディスカッションとディベートが違うことを知らない人も、多いですね。

 

 

「集団面接」とは、数人が並んで座って、面接官の質問に順番に答えるもの。

「集団討論」とは、与えられたテーマについて、みんなで問題解決すること。

 

 

その集団討論の中でも

賛成/反対の2つのグループに分かれて意見をぶつけ合うのが「ディベート」。

みんなでアイデアを出し合うのが「ディスカッション」。

 

 

ただ問題は、

企業の面接官も大学の先生も

これらの用語をゴチャゴチャに使っていることなんです。

 

 

事前に「面接」と言いつつ、本番でいきなりディベートが始まったり、

「立論→質疑→反駁」というディベートの形式もグダグダで成り行き任せだったり。

 

 

面接官は面接のプロであって、討論の専門家ではありませんから

仕方ないのかもしれませんが。

 

 

とはいっても、

面接官が適当だから、準備も適当でいい

というわけではないんですね。

 

みんな適当だからこそ、

正しい作法を身につけている人が圧勝します。

 

ディベート、ディスカッションそれぞれの

詳しい話はまた今度。

 

『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』
鈴木鋭智・著 かんき出版

 

 

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