小論文試験でよく誤解されるのが、

「学力試験を免除されている」という話です。

 

いやいや、募集要項のどこを見ても「学力試験免除」とか書いてないし!

資料と課題文を読めるかどうかが立派な学力試験だし!!

 

ここがわかっていないと、「書く力を磨かなきゃ」とかいって

最初から原稿用紙に「書きたいこと」を書き始めてしまうんですね。

 

出題者に「問われていること」を勘違いしたまま1000字書いちゃった答案を読む心苦しさ!!(笑)

 

書く前に、正しく読む努力に時間を割きましょう。

要約とか、設問1の内容説明問題の時点で添削を受けましょう。(これができる先生を見つけてください)

そこで「出題意図がわかったじゃないか!」と太鼓判をもらえるまで、何度でもやり直しましょう。

 

でも過去問1つ目の、しかも設問1でダメ出しされて先に進めないと、焦るんですよね。

「はい、じょうずに書けてるね!」と褒めてくれる先生のところに行きたくなります。

エッセイコンクールに応募するならそれでもいいんですが。。。

 

国公立大学は出願から前期試験まで1か月あります。時間は十分。

焦って急いで「書きたいことを書きまくる」か、

「問われていること」が見抜けるまでダメ出しに耐えるか。

スタート時にどっちのコースを選ぶかによって、1か月後の答案の内容は天と地ほども違ってきます。

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