セミナーを受講したとき、

「では最後に質問ありませんか?」という時間になると、緊張します。

 

質問をコンパクトに話すって、意外と難しいんですよ。

 

講義で理解したことというのは一般論。

でも受講者が個人的に相談したいことは特定のケース。

その状況を説明した上で、「この場合の対処法はないですか?」なんて聞きたいわけです。

 

個人的に会ったときとか、1時間のコンサル料を払っているなら長々と説明していいんでしょうが、

セミナー中の質疑応答は他の受講者も手を挙げる順番を待っているわけです。

無駄に時間を奪っちゃいけない!とか焦るんですよね(笑)

 

 

ときどき、手を挙げたのに質問がよくわからない人がいます。

「私はこういう仕事なんですけど、さっきこんなお話をうかがいましたけど、こういうケースがあって、でもこうかな?って考えたりして、さっきのお話でなるほどって思ったんですが、やっぱりこうじゃないですか? そのときはあれかなあって思うんです。。。」

 

で? 質問は何やねん?!

周りの受講者をイライラさせます。こういう人、どこのセミナーでもよく見かけますね。

 

他の受講者もセミナー料金払って質問する権利を持っています。会場を借りるのにも時間で料金がかかっています。

「時間泥棒」では済まないんですよ。

しかも、いまはZoomだったりするので、質問者の顔もアップで丸見えです。
(リアル会場だと他の受講者には質問者の後ろ姿しか見えなかったのに)

 

でも笑ってばかりもいられません。うっかりすると自分もそんな話し方になりがちです(汗)

 

こういうときは、

センテンスを「主語+述語。」で区切りましょう。

 

「◯◯の場合の対応についてご質問します。(←最初に要点)

これこれの業種でこういう状況が発生します。(←ここ、コンパクトに)

そのときAの対応をすべきかBの対応をすべきか迷います。(←自分ではどこまで考えたのか)

どうするべきだと思われますか?」

 

いわゆる「PREP法」に近いですね。
(Point→Reason→Example→Pointの順で話すこと)

特に2行目の状況説明をいかにコンパクトにできるかが勝負です。

 

質問を求められて手を挙げて、当てられてから考え始めていたら遅いんです。

普段困っていることなんだから、

セミナーを受ける前に言葉をまとめておけばいいんですよね(笑)

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