鈴木鋭智の著書のご紹介(制作裏話つき)です。

 

『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』
2018年発売  かんき出版

AO入試・推薦入試で増えてきたプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートの完全攻略マニュアルです。

人前での話し方、スライドの作り方という超基本から、意見が異なる相手を納得させるテクニックまで、「コミュニケーション型入試」に必要なノウハウをすべて網羅しました。

予備校講師だけだったらここまで書けなかったと思います。企業研修やビジネスセミナーで北海道から沖縄まで武者修行し、無茶振りされることも失敗することもありました。

だからこそ語れる実践的な内容。受験生のみならず、就活生やビジネスパーソンが読んでも役立ちます。

 

 

 

鈴木鋭智(すずきえいち)の小論文のオキテ55

『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』
2011年発売  KADOKAWA/中経出版

発売から6年間Amazonカテゴリ1位、2018年10月現在28刷 9万3500部のロングヒットとなった鈴木鋭智のデビュー作です。

小論文指導に「問題解決型ライティング」を持ち込み、合格率を倍増させたメソッド。従来の「自分の想いを表現する」という国語教育界の常識をひっくり返しました。

表紙デザインはおかっぱ製作所の高橋明香さん、イラストはぽるかの村山宇希さん。ビジネス書、実用書のスタイルで作られた参考書という点でも、当時としては異色の存在でした。

 

 

 

 

『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』
2016年発売  かんき出版

人間の頭の中は、悩まなくてもいいこと、怒らなくてもいいことで溢れている。
そんな脳内ノイズを削ぎ落として、思考をすっきりさせよう。

それがミニマルシンキング(論点を最小限に絞る思考法)です。

代々木ゼミナール、CSS公務員セミナー、SMBCビジネスセミナーで「問題解決」を教えていると、年齢・職業に関係なく、「ダメな結論に至ってしまう人に共通の思考回路」があることがわかります。

ならば、その「ジャンク思考」を一つずつ捨ててしまえば自ずと正しい考え方ができるようなるはず。MECEやロジックツリーを学ぶ以前の「頭の構え」を整える本です。

 

 

 

鈴木鋭智(すずきえいち)の話し方より答え方『仕事に必要なのは、「話し方」より「答え方」』
2013年発売 KADOKAWA/中経出版

「なぜ売上が落ちているんだ?」
☓「少子化で市場が縮小したからです」←他社も同じ
◯「既存客へのフォローをおろそかにしてしまいました」

若手社員の仕事の9割は上司やお客様からの質問に答えること。
しかし同じ質問にも「的を射た答え方」と「的はずれな答え方」があります。

ビジネスの会話には「こう問われたら、こう答える」という型があるのですが、日本の国語教育では教えてくれません。そこで「学校では教えてくれないビジネス国語の教科書」として書いたのがこの本です。

 

 

 

『公務員試験 無敵の論文メソッド』
2016年発売 実務教育出版

公務員の論文試験の参考書で唯一、解答例の解決策についてアマゾンレビューで賛否が割れている本です。

実はそれこそ本書の狙い通り。従来の参考書で解答例についての議論が起きなかったのは第一に「最後まで読まれていない」から、そして第二に「既存の施策をまとめただけ」だからです。

そこで「読みやすく、しかも社会問題を解決するアイデアを提案する参考書」によって業界に一石を投じてみました。

自分の頭で問題解決できる公務員が増えたら、この国の行政は大きく変わるのではないかと期待を込めた1冊です。

 

 

鈴木鋭智(すずきえいち)のAO推薦のオキテ55

『何を準備すればいいかわからない人のための AO入試・推薦入試のオキテ55』
2012年発売 KADOKAWA/中経出版

代ゼミ時代、AO・推薦対策の個別指導で早慶・医学部を含む第一志望合格率9割以上という成果を出したノウハウをまとめた本です。

大学の面接官が求めるのは「高校で真面目に勉強してきた子」ではなく「4年後いい会社に就職できそうな子」。

ゆえに想定問答集を丸暗記するよりも、第一印象で「できる人のオーラ」を出し、「大人と会話できる」ことをアピールすべきなのです。

Amazonでは手違いで赤本のカテゴリに入れられてしまい、1冊だけ鮮やかな緑でランキングに華を添えています(笑)

 

鈴木鋭智(すずきえいち)の現代文のオキテ55『何となく解いて微妙な点数で終わってしまう人のための 現代文のオキテ55』
2014年発売  KADOKAWA

「本文の中に答えがある」という、誰が決めたのかよくわからない「国語の定説」に意義を唱えた一冊です。

筆者は「レベルの高い読者なら言わなくてもわかること」は省いて書くものです。そこに傍線が引かれ「〜とはどういうことか」と問われるわけですから、筆者が「書かなかったこと」を答えなければなりません。

ところが予備校や赤本の解答は「本文の中に答えがある」という大前提で作られるため、まるで「犬とは何か」「犬のことです」のような同語反復がまかり通っています。

この思想の違いによって180度変わってくる「模範解答」。現代文の「コペルニクス的転回」をお楽しみ下さい。

 

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