7225a06576ce1157183dd9ea1d4e3fdf_s

実験というのは、

Plan:「こうじゃなかろうか?」という仮説を立てて
Do:実際にやってみて
Check:予想通りの結果になったかどうかを検証する

という段取りで行うものです。

 

「PDCAが回らない」という組織は往々にして「計画を立てられない、計画通りに実行できない」ことが問題だと考えがちですが、

本当は「検証していない、検証できていない」から次のAction(改善)に回っていかないのです。

 

なぜ検証ができないかというと、

「何がどうなったら成功とみなすか」という指標が定まっていなかったり、この定め方を間違えていたりするからです。

 

「こうすれば売上が伸びるんじゃなかろうか?」であれば「売上」が検証すべき指標のはずですが、

この段になって「いやいや、顧客満足度も大事じゃないか」「費用対効果が悪い」という別の指標を持ち出してくる人がいるわけです。

で、結局あの工夫に売上を伸ばす効果があったのかなかったのかはうやむやになってしまう。。。

 

(日本人に「実験思考」が欠けている原因の一つに、高校で理数科目を放棄しても大学に入れる「私立文系天国」という現実があると思うのですが、その話はまた別の機会に)

 

「この数値がいくつ以上になったら効果ありとみなします」

計画の段階で、検証すべき指標をはっきりさせておくことが大事です。

「いや、顧客満足度も……」なんて言われても「それ、今じゃないんで」とはねつける勇気を持ちましょう。

 

─────────────────────────────────

◆日刊メールマガジン【ミニマル思考カフェ】のお知らせ◆

セミナーの復習に、お仕事のヒントに、暇つぶしに。

ときにはブログに書けないディープな話も。

毎日昼休みに配信される、ゆる〜く軽〜い無料メルマガです。


かんたん登録はこちらからhttp://bit.ly/2IcybjD

バックナンバーはこちら→http://bit.ly/2IeQbKg

─────────────────────────────────

関連記事

鈴木鋭智(Eichi Suzuki)

「『考える』のではなく『捨てる』“超”ロジカルシンキング」を得意とする企業研修、ビジネスセミナー講師。株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問。代々木ゼミナール講師時代、小論文を「文章表現ではなく問題解決の科目」と再定義することにより合格率を倍増。参考書『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』はシリーズ累計14万部を超えるヒットとなり、NHK Eテレ「テストの花道」はじめテレビ、雑誌でも活躍する。ビジネスの現場にも即応用できる問題解決メソッドとして、SMBCビジネスセミナーへの登壇を機に社会人教育に転身。満員御礼を連発するセミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は台湾、韓国でも翻訳出版される。1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。