小学生のランドセルが重すぎる問題というのがありまして、

 

1年生のランドセルの中身(教科書やノートなどなど)が2キロ(!)

高学年になると、ランドセルと勉強道具と楽器や体操着などを合わせて6キロにもなるそうです。

 

 

星飛雄馬か?

 

 

その対策として、

文部科学省が「置き勉」を認める方向だとの報道が。

置き勉とは、教科書などを学校に置きっぱなしにすることです。

 

 

ふーん。。。

「教科書と副教材を減らす」という発想にはならないんですね(笑)

 

 

盗難、紛失、イタズラが頻発して「やっぱり置き勉は禁止」に戻ることが容易に予想されます。

 

 

私自身の子ども時代を振り返ると、

授業が楽しくて印象に残っている先生たちは

みんな教科書なんか使わない人でした。

 

 

中学1年のときの社会の先生が何かのついでに話した一言。

「ユーゴスラビア。チェコスロバキア。ほら、国名にスラブ民族って入ってる」

 

 

いまでも覚えているんですよ。

 

 

国名に意味や由来があることとか、

しかもヨーロッパの言語は微妙に発音が変わることとか、

中1の私にスコーーーン!と刺さるものがあって、

地球儀の見方が変わりました。

 

 

この先生にはよく怒られたし殴られたので大嫌いでしたが、

教科書を使わなくても「教えたいこと」が溢れて止まらないという意味では

プロだったなあと思います。

 

 

置き勉を許可するよりも、

そもそも教科書って必要?

そこから考え直してもいいんじゃないかと思います。

 

 

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