『ARGO(アルゴ)』という映画があります。
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1979年に起きたイラン米大使館人質事件で

極秘裏に実行されていた救出作戦を描いた実話です。

 

当時、大使館が暴徒に乱入されて大使館員やその家族など52人が人質として監禁されましたが、

そのとき6人だけ脱出して、カナダ大使の家に匿われていました。

 

この6人をイラン国外に脱出させるために考えられた計画が

「架空のSF映画をでっちあげ、その制作スタッフになりすます」というもの。

ハリウッドで本物の映画人たちを集め、メディアを呼んで記者会見まで開く徹底ぶりです。

 

あとは、本編をご覧ください。
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実は「架空の映画のロケ」という作戦には前例があります。

 

1948年の第一次中東戦争(イスラエル側からすると独立戦争)のとき、

イギリスの民間空港で「戦争映画のロケ」が行われました。

本物の爆撃機が4機並び、スタッフやエキストラなど大勢の人がスタンバイしています。

そしていよいよ出撃シーンの撮影。

飛び立った4機の爆撃機は・・・・そのままイスラエルに行ってしまいましたとさ。

 

ちなみにこの件、

Wikipedia「第一次中東戦争」では

「また武器については大戦終結直後の欧州各地より購入したり、詐欺まがいの方法で入手した。」とだけ記述されています。

この「詐欺まがいの方法」の一つが、映画のロケだったんですね。

「コンフィデンスマンJP」みたいです。
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奇想天外な作戦を、採算度外視のスケールで実行する。

 

年始めに届いたツタヤディスカスのDVD『ARGO』を観て、

今年の行動のヒントにしたいと考えました。

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