新入社員の女性からご相談をいただきました。

 

「自分は純粋に興味があって質問したのに、

『何で◯◯にするんですか?』と聞いたら、

新人が先輩に楯突いたみたいな空気になっちゃって・・・」

 

あります。

疑問形が「反語(否定)」と誤解されるケース。

 

 

反語というのは古文の時間に出てきた、あれです。

「〜だろうか(いや、そうではない)」

否定の意図だけど、言葉の上では疑問形を使っているわけです。

 

でも紛らわしいことに、

その疑問形の意図が「質問」なのか「反語」なのか

見た目では区別がつかないんです。

 

聞いた側が文脈や言い方を手がかりに推測するしかないんです。

だから50%の確率で誤解されるんです。

 

 

この手の誤解を避けるためには

「疑問形だけで終わらない」

という工夫が有効です。

 

 

上の例でいうと、

「何で◯◯にしたんですか?

私、そこに興味があるんですけど」

というポジティブな一言を添えると安全ですね。

 

 

学校では古文の訳し方として教えられる「疑問形=反語」ですが、

現代でも人間関係をギクシャクさせる地雷です。

使い方には気をつけましょう。




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鈴木鋭智(Eichi Suzuki)
ロジカルシンキング&ライティング講師
ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師のわかりやすさ」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、ロジカルシンキングを高校生向けにアレンジした参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』を出版。発売から6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計16万部のヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に小論文の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。