b8de9499f1327814254eaee0d255b773_s

ロジカルコミュニケーション・コンサルタントの鈴木鋭智です。

仕事柄、いろいろな方の原稿やプレゼンを拝見するのですが、

どうも「比喩」と「具体例」の区別を知らない方が多いようで。

 

「ネット通販で爆発的に利益を上げる方法」がテーマなのに

「たとえばラーメンの具でいうとネギを煮玉子に変えるようなものなんです!(ドヤッ)」

 

・・・いやいや、HPにどんな文言を載せるとか、申し込みフォームをどう作るかという具体例を聞きたいんですけど。。。

語っている方は「わかりやすく噛み砕いている」つもりでしょうが、

具体例を求めているときに比喩を語られるとイライラするものなのです。

 

 

「比喩」と「具体例」はまったく別物です。

 

 

比喩=全然違う世界の、似たような例

具体例=同じ世界の、実際にある事例

 

虫の話をしていても
イソップの「アリとキリギリス」は比喩、
ファーブルの「昆虫記」は具体例なのです。

 

具体例を挙げるべきなのは、理論はわかるが証拠が欲しいとき。
(冒頭のネット通販の話だと、「自分でもできるんだろうか?」という不安があるとき)

比喩が必要なのは、そもそも理論がわかりにくいとき。
(若者に「真面目に働け」と説いても響かないので、昆虫に喩えている)

 

聞き手(読み手)はいま「理論が飲み込めない」段階なのか、「証拠が欲しい」段階なのか。

それによって「比喩」と「具体例」は使い分けましょう。

─────────────────────────────────

◆日刊メールマガジン【ミニマル思考カフェ】のお知らせ◆

セミナーの復習に、お仕事のヒントに、暇つぶしに。

ときにはブログに書けないディープな話も。

毎日昼休みに配信される、ゆる〜く軽〜い無料メルマガです。


かんたん登録はこちらからhttp://bit.ly/2IcybjD

バックナンバーはこちら→http://bit.ly/2IeQbKg

─────────────────────────────────

関連記事

鈴木鋭智(Eichi Suzuki)

「『考える』のではなく『捨てる』“超”ロジカルシンキング」を得意とする企業研修、ビジネスセミナー講師。株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問。代々木ゼミナール講師時代、小論文を「文章表現ではなく問題解決の科目」と再定義することにより合格率を倍増。参考書『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』はシリーズ累計14万部を超えるヒットとなり、NHK Eテレ「テストの花道」はじめテレビ、雑誌でも活躍する。ビジネスの現場にも即応用できる問題解決メソッドとして、SMBCビジネスセミナーへの登壇を機に社会人教育に転身。満員御礼を連発するセミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は台湾、韓国でも翻訳出版される。1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。