広島弁では「たいぎい」、津軽弁でも「たいぎ」。本州の端と端で同じ方言が使われている謎

先週、青森県内の商業高校の生徒たちに小論文を教えていました。

 

私にとっては地元での仕事なんですが、

ここでは自分が青森出身だとは言いません。

 

「東京から来た先生」の方がこの辺の子にはレア感あるので(笑)

だからずっと標準語です。

混ざると危険なので、津軽弁で話しかけられても標準語で返します。

 

 

ちなみに、東京では「意味不明」とか「外国語?」とか言われる津軽弁ですが、

よく分析すると、ちゃんと語源があるんです。

 

「私」は「わ」、「あなた」は「な」ですが、

「我(わ)」も「汝(な)」も万葉集に登場する由緒正しい日本語です。

 

「〜だから」は

西半分の津軽地方(弘前、青森)では「〜はんで」、

東側の南部地方(八戸)では「〜すけ」。

 

これは大阪の「〜さかい」に由来します。

江戸時代、大阪商人が北前船で日本海側をぐるっと回っているうちに言葉が伝播して、

新潟の長岡あたりでは「〜すけ」(八戸と同じです)、

山形の庄内地方では「〜はげ」、

さらに北上して津軽で「〜はんで」、津軽海峡を抜けて「〜すけ」になったそうです。

 

「めんどくさい、だるい、しんどい、やる気がしない」は津軽弁で「たいぎ」。

これは「大儀」から来ています。

時代劇で殿様が「ご苦労さん」の意味で「大儀であった」と言う、あれです。

 

 

はい、お気づきの方もいますね。

 

 

広島弁で「めんどくさい」を「たいぎい」と言うそうで。

 

用法やニュアンスに多少のブレはあるかもしれませんが、

たぶん語源は同じです。

 

文法的にいうと、

津軽弁では「たいぎだ」という形容動詞なのに対し、

広島弁では「たいぎいけえ、たいぎいんじゃ」、イで終わるので形容詞ですね。

 

ただ、私が広島にいた間はリアルに「たいぎい」と言う人には会えませんでした。

私の知っている広島人、ぶちアクティブな人ばかりで(笑)

 

青森の仕事の前日まで、広島でした。

直行便がないため、約8時間の新幹線移動となりました(笑)

こんなに鉄道に乗り続けたのって、学生時代の青春18きっぷ以来ですよ。



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