「車輪の再発明」という言葉があります。

 

「すでに世に存在しているものを知らずに、

めっちゃ苦労してゼロから作ってしまうムダな努力」

 

という意味で使われます。

 

 

いま新しい企画のために類書を一通り読み込もうとしているのですが、

昔はこの作業が苦手だったんです。

 

「自分のアイデアがすでに類書に書かれていたらどうしよう?」

という不安があって。

 

すっごい時間をかけて作ったコンテンツが

実は「車輪の再発明」だったら、

本を書く意味がなくなってしまいますから。

 

 

でも、エイッっとプールに飛び込むような気持ちで

類書をガガーっと読んでみると、

 

たしかにすでに世に出ている内容もあれば

どの本にもまだ書かれていない内容も見えてくるんです。

 

 

最近ようやく肝が座ってきて、

 

すでに書かれている内容があっても

「ああ、やっぱり自分は正しかったんだ」と安心し、

「でも切り口が微妙に自分と違うんだな」と分析し、

「こっちの表現をした方がよかったじゃん」と上から目線になります(笑)

 

同じ結論でも

そこにいたるプロセスが違えば

切り口も違うし説得力も違ってくるものです。

 

「コピー」と「再発明」は別なんです。

 

「車輪の再発明」を恐れず、ガンガン世に出していいんです。

 

 

もしかしたら、

コンテンツを世に出せる人と出せない人の違いって

この辺のメンタルにあるのかもしれません。

 

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鈴木鋭智(Eichi Suzuki)
ロジカルシンキング&ライティング講師
ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師の話術」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、小論文指導に「問題解決のトレーニング」を導入する独自の手法で合格率を倍増。参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』は発売以来6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計15万部のヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に国語の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。