CSS公務員セミナーで

エントリーシートの書き方の講義をしました。

 

とりあえず、ノーヒントの状態で

「自分のセールスポイント」について書いてもらったのですが、

最初に出てくるものは全員「つまらない」んですよ(笑)

 

そりゃ学生ですからね。

プロの著者たちのプロフィールに比べたら

実績もエピソードも「小さい」のは仕方ありませんが、

 

一番の問題は「自己定義ができていない」ことです。

「自分は◯◯な人間である」という定義です。

 

「私の強みは先を読んで、人のために働けることです」という書き出しで、

エピソードを読んだら

「何年もグチャグチャなままで引き継がれてきたサークルの帳簿類を

整理し直して、引き継ぎができるようマニュアル化した」という話。

 

これって、

「先を読んで、人のために働ける」という事例でしょうか?

むしろ

「物事をスッキリ整理しないと気がすまない性分」という方が、つながります。

 

エピソードが悪いんじゃないんです。

エピソードと自己定義が合っていないと、刺さらないんです。

 

 

では、なぜ学生たちは自己定義ができないのか?

 

 

それは、どこかで与えられたボキャブラリーを使い回しているからです。

 

 

学校で良しとされた価値観を当てはめているからです。

 

 

責任感がある、計画性がある、リーダーシップがある、他人のために貢献できる、コミュケーション能力がある、コツコツ努力できる・・・

エントリーシートで頻繁に見られる平凡ワードたちです。

 

「カオスを見るとスッキリ整理させずにはいられない」

のような偏愛的なワードは

学校の価値観には出てこないわけですよ。

(これを貫いて世界的な有名人&億万長者になったのが『人生がときめく片づけの魔法』の近藤麻理恵さんなのに!)

 

 

就活生の「強みを見つける」というプロセス、

私たちでいうところの「セルフ・ブランディング」と同じです。

 

正しい自己定義の第一歩は

「学校の価値観ワードから離れる」こと、かもしれません。

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鈴木鋭智(Eichi Suzuki)
ロジカルシンキング&ライティング講師
ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師の話術」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、小論文指導に「問題解決のトレーニング」を導入する独自の手法で合格率を倍増。参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』は発売以来6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計15万部のヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に国語の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。